スポーツ省から関係者60名が大阪に派遣されて来た。
これまで政府関係者が来日した際は、多くても20名ほど。だから、予算の関係でレストランではなく、総領事公邸で接待することになった。
18時半のレセプションに向けて、14時に準備を開始した。
総領事、総領事夫人、総領事専属シェフ、家政婦、外交官、職員2名、運転手2名でセッティングを始めたが、一筋縄ではいかない。
1階の家具を全て動かすにも、総領事公邸にある家具は、軽くて安っちいものはない。どれも高級品で重厚感がすごい。手を挟みそうになりながら超重い家具を全員で動かす作業となった。
それだけで1時間。
領事館から持ってきた巨大テーブルとイス64脚を並べるだけでもう1時間。
テーブルクロスのアイロンだけでまた1時間と、時間の戦いだった。
セッティング終了
総領事の専属のシェフも1人で60名超えの料理を用意し、大変だったと思う。
総領事が切ったコストコのケーキ
総領事と総領事夫人がケーキの並べ方で言い合いになっていたが、私は黙々と作業を続けてセッティングを終わらした。
VIPルームはこんな感じ。
今回の関係者のほとんどは若いアスリート。
日本のあるスポーツチームの見学と練習のために来たそうだ。
みんな若くてキラキラしていて、私も昔はこんなに輝いていたんだろうかと思いにふけた。
片付けが終わったのは22時前。
(次の日も仕事)
結局家に帰ったのは日付が変わる前だった。
相変わらず、仕事漬けの毎日だ。先週の土日も仕事で部屋に籠っていたし、全然ワークライフバランスを保てていない。
このパンパンになった私の脚。一生懸命勉強働いた証拠だ。
アラサー女子、明日も頑張る。